北条政子はなぜ夫に源氏の棟梁を選んだのか?

北条政子

北条政子の北条家は
平家の流れをくむ豪族でした。

本来ならば平氏の者と婚姻するのが
普通だったのに
なぜ北条政子は源頼朝と
一緒になったのでしょうか。

策略でしょうか?偶然でしょうか?


その謎を考察してみましょう。

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北条政子の夢買い

北条政子は豪族の長女として教育を受け
見目も佳いのに、
20歳になってもまだ独身でした。

当時は14,5歳くらいで
結婚するのが当たり前でしたから、
父親の時政は随分
のんびりしていたんですね。

そんな北条政子の結婚といえば
「夢買い」というワードが出てきます。

「夢買い」とは夢占いをして、
悪い夢を他人に売ることで
吉に転じさせることです。

スピリチュアルな話ですが、
平安の時代は
神のお告げだと思われていました。

当の夢を見たのは
政子の2歳下の妹・阿波局あわのつぼね

何処いづくともなく、高き峰に上り、月日を左右さうの袂たもとに収をさめ、橘の三つ生りたる枝をかざす ―曽我物語―

その夢はどこか高い山に登って
着物の袂に月と日を入れ、
3つの橘の実のついた枝

頭の上に置いているというものでした。

訳が分からない阿波局は
政子に相談すると、政子はビックリ。

教養のあった政子にはわかったのです。

月と日は地位や栄誉を表し、
橘は古代の天皇が后に
子を産ますために食べさせた
言い伝えがあるからです。

こんな男でも持て余すような
強すぎる夢は
返って災いになると思った政子は
阿波局に夢を売るようすすめます。

そして阿波局が以前から欲しがっていた
政子の鏡と小袖とを引き換えに
夢を買うのです。

栄誉を得られ、
世継ぎが生めるなら、
鏡や小袖など惜しくもなかったでしょう。

源頼朝&北条政子 恋愛結婚する

さて
超ラッキーな夢を買った北条政子ですが、
周りを見渡しても
世を治めそうな男性はいません。

「平家にあらずんば人にあらず」
といわれ、
同じ平氏でも関東の一豪族の娘では
なすすべもありません。

諦めかけた時、父・時政が最近、
流人である
源氏の棟梁の世話を
任されたことを思い出します。

平氏がだめなら源氏でもいいや!
と考えたかどうかはわかりませんが、
政子の現状脱却案でした。

すぐさま政子は
その流人・源頼朝に会いに行きます。

頼朝は「平家物語」に
「容貌優美にして言語文明なり」
と記されているように魅力的な人物で、
政子はたちまち虜になり
通い詰めるようになりました。

政子も見目が佳く、
お似合いのふたりだったでしょう。

源頼朝像

しかし、それもつかの間、
政子の父・時政に
知られてしまうのです。

流人で源氏の棟梁との婚姻など
時政は許しません。

平氏の中から
政子の結婚相手をみつけてきますが、
政子は断固拒否!
頼朝の所へ逃げ込んでしまいます。

この実行力はスゴイですね。
意思の強さを感じます。

結局、政子に子ができたのもあり、
仕方なく時政は
頼朝との婚姻を容認するのです。

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北条政子はなぜ夫に源氏の棟梁を選んだのか?のまとめ

平氏なのに源氏の棟梁を
夫に選んだ北条政子。

栄誉を得るいう夢を買い、
実現できるのは頼朝以外に
いなかったから夫に選んだようです。

このあと頼朝は鎌倉幕府を興し、
征夷大将軍になりましたね。

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